SpokenlyのGemini API 429エラー、モデル変更では直りません

AI独学

結論から書きます。

Spokenlyで code: 429 / RESOURCE_EXHAUSTED が出る原因は、Google AI Studioの前払い残高が0だからです。クレジットカード登録だけでは通らない。最低2,000円のチャージで解決します。

ただし、ここに辿り着くまでに3つの罠があります。先に潰してから進めば最短ルート。私は3時間溶かしました。

エラー内容

Spokenlyの接続エラーダイアログに表示される全文。

{
  "error": {
    "message": "Your prepayment credits are depleted. Please go to AI Studio at https://ai.studio/projects to manage your project and billing.",
    "status": "RESOURCE_EXHAUSTED",
    "code": 429
  }
}

キーワードは prepayment credits are depleted(前払い残高の枯渇)。

つまずく人の3つの罠

罠1: Tier 1 = 使える状態だと思っている

クレジットカード登録でTier 1自体は有効になります。でも、それだけではAPIは通りません。残高0円ではいくら叩いても429が返ってきます。Tier 1は「使う準備ができた状態」であって「使える状態」ではない——この区別が分かりにくいポイントです。私はここで最初に躓きました。

罠2: モデルが原因だと思っている

gemini-2.0-flash でエラーが出たから gemini-2.5-flash に切り替える。これは時間の無駄でした。モデルを変えても直りません。原因は100%Billing側です。私もモデル変更を一通り試して、結局戻ってきました。

罠3: 月額サブスクだと思って避けている

「最低2,000円」の表示を見て、毎月2,000円取られると勘違いして避けがち。それは違います。使い切り型のチャージで、毎月の引き落としではありません。無料枠内で使えば残高はほぼ減らない設計です。固定費を増やしたくない私は、ここで3時間粘りました。

解決手順

  1. https://ai.studio/projects にアクセス
  2. 該当プロジェクトの「Billing」を開く
  3. クレジットカードを登録(未登録の場合)
  4. 「Add credits」で最低2,000円を前払いチャージ(画面の指示に従りに)
  5. Spokenlyの「新規プロバイダー」画面を開く
  6. プロバイダー: Google Gemini
  7. APIキーを貼り付け
  8. モデル: gemini-2.5-flash を手入力
  9. 「接続をテスト」をタップし、緑表示になれば完了

3つの罠を潰せば3分で終わる作業です。

補足

  • Voice Modelsで「Apple音声アナライザー」を選ぶ場合はmacOS 26以降が必要。該当しない人はGemini APIルート一択です。
  • Spokenlyの基本セットアップはこちらのnote記事が詳しかったです。本記事はその手順で429エラーに当たった人向けの補足。なお参照記事はその後アップデートされたようなので、新しい手順の方が良い可能性があります。改めて検証予定です。

一言まとめ

サブスクは選別して使う派です。

価値あるサービスには払うけれど、毎月の固定費は最小化したい——そんな節約志向の私が無料の音声入力を探していて、実質2,000円の使い切り課金に着地しました。月額ではないので、メリハリ派の財布にはギリ許容範囲です。とはいえ千円から単発チャージできれば、もっと多くの人が踏み出せるのに、そこが残念ポイント!!

3つの罠を先に知っていれば、私の3時間は浮いた可能性も含め、同じ罠にハマっている人の時間が浮けば、この記事の役目は果たせたと思います。


※2026年4月時点の手順。Google AI Studio側のUIは更新されるため、最新画面に合わせて読み替えてください。

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